「おはなしの会 のはらクラブ」は、子どもたちにお話や絵本を届け、子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごすことを目的として、2001年1月に結成されたグループです。

主に境谷小学校で、おはなし会などをされています。

この日は、３年生対象の「おはなし会」。

メンバーは30分前ぐらいから集まって、準備や練習を行います。

この日に読む絵本の担当者が実際に読んでみて、それに対して「もう間をあけた方がいい」「こういう声にした方がいい」といった意見がどんどん出ていて、本当に熱心に練習されていました。

おはなし会は、まずはじめにどんぐりやまつぼっくりなどの秋の植物について実物を見せながらお話しします。

次に絵本の読み聞かせ、手あそび、なぞなぞ…と盛りだくさんでした。

今日の絵本は、

『月のみずうみ』　イワン=ガンチェフ/文・絵　岡しのぶ/訳　偕成社

『だくちる だくちる‐はじめてのうた』　V・ベレストフ/原案　阪田寛夫/文　長新太/絵　福音館書店

『おおかみのこがはしってきて』　寮美千子/文　小林敏也/画　パロル社

の3冊。

3冊目の『おおかみのこがはしってきて』は、子どもたちの反応が、大人が思っていたものとは全然違って（意外なところで”つっこみ”があったり）、とても興味深かったです。

おはなし会の後、みなさんに活動を始められたきっかけをお聞きしました。

他県から洛西に引っ越して来られた方で、それまで読み聞かせをやっていたので、洛西でもやりたいと思いインターネットで調べたところ、「にしきょう・ねっと」に登録していたのはらクラブさんを知り、入られたそうです。また、自分の子どもが学校で読み聞かせをしてもらったという話を聞いて、入られたという方もいらっしゃいます。