●体験レポート⑤ おはなしサークル 夢ぽけっと (2011.11.10)
洛西地域の読み聞かせグループ「おはなしサークル 夢ぽけっと」の「中間休み よみきかせ」におじゃましてきました!
「おはなしサークル 夢ぽけっと」は、平成13年9月、子どもたちが地域の輪のなかで本と“出逢い”“ふれあい”“感動する”体験活動を大切にしたい…新林小学校の在校生や卒業生の父母が集い、学校教育支援ボランティアとして、活動を始めました。
当初の活動は、勉強会をしながらのよみきかせ(昼休み)や図書室の整備。
現在は、中間休みのよみきかせ、年3回の授業時間でのおはなし会、1年生対象に図書館の使い方説明などを行っています。
中間休みのよみきかせは、ランチルームで行われます。
学年に関係なく、自由に参加できます。
夢ぽけっとでは、あらかじめ担当を決めて、その人が読む本を考えます。
この日は、22人の参加がありました。
最前列には5人が陣取り、とても真剣に見ています。
今日の絵本は、
『しろもくろも、みんなおいで』 あべ弘士 童心社
『ねむいねむいちいさなライオン』 マーガレット・ワイズ・ブラウン/文 イーラ/写真 ふしみみさを/訳 徳間書店
『うえきばちです』 川端誠 BL出版社
の3冊。
中間休みのよみきかせのあとは、ミーティングと小道具などの製作作業をします。
今日は、12月のクリスマスのおはなし会の準備をしました。
おはなし会は、まずテーマを決めて、各自そのテーマにあった本を持ってきて、実際に“よみきかせ”をしてみます。本を決めるまでにはだいたい3週間(3回)ぐらいかかるそうです。
クリスマスのおはなし会は、毎年すごく凝った内容で、子どもたちもとても楽しみにしているようです。
この日は6人のメンバー(1人欠席)で、和気あいあいと楽しく作業をされていました。
グループの課題としては、後継者がいないこと。
よみきかせ、絵本、子ども・・・に興味がある方、ぜひ一度見学に行ってみてください!
明るく楽しい雰囲気で迎えてくれますよ。
おはなしサークル 夢ぽけっと
活動場所:新林小学校
活動日時:毎週木曜日 10:30~15:30(うち毎月2~3回中間休みよみきかせ)
年3回(7月・12月・3月)授業時間(45分)におはなし会
会員数:7人
代表者:浜田静子(TEL:075-331-3967)
【番外編】
夢ぽけっとさんの取材の日、新林小学校正門に入ったところで、
樫の木の剪定作業をされている、洛西ニュータウン創生推進委員会の安心安全・子ども育成部会の樫田さんにお会いしました。
樫田さんはここ数年、ボランティアで、学校内の整備などのお手伝いをしてくださっているそうです。
子どもたちの登下校時の見守りもされていて、子どもたちから「こうじい」と親しまれています。