●体験レポート⑫ しぶ柿文庫 (2012.2.25)
しぶ柿文庫におじゃましました!
しぶ柿文庫は、2006年10月21日、新林小学校の「おはなしサークル 夢ぽけっと」と境谷小学校の「おはなしの会 のはらクラブ」のメンバーが融合して、子どもたちの幸せを願って、地域に根ざした活動を、と始められました。
絵本・児童書を中心とした2000冊余りの蔵書から始まり、最近は、児童文学を研究されている大学の先生から新刊の寄贈もあり、3000冊近くあるそうです。
この日の参加者は、新林小学校4年生の女の子と、ノートルダム学院小学校4年生の女の子と3歳の弟の4人。雨なのでいつもより少ないそうです。
まずはじめは、読書タイム。
それぞれ好きな本を自由に読みます。
読書タイムの次は、遊び。
しぶ柿文庫での遊びは、参加者の子どもたちで何をして遊ぶか相談します。
今日は、「宝探し」になりました。
じゃんけんに勝った人が、宝物=小さいボールを部屋のどこかに隠し、他の人がそれを探します。
あまり見つけにくいところはだめ、でもすぐに見つかったらおもしろくないし…。 隠す方も工夫が必要です。
「宝探し」の後は、片山さんによる絵本の読み聞かせです。
『どっぼんライオン』 花岡大学/作 柿本幸造/絵 同朋舎
皆、静かに聞いていました。
読み聞かせの後は、皆が楽しみにしているおやつです。
しぶ柿文庫のおやつは、一つの大きな入れ物に入っているので、人数を考えながら食べます。
一人でたくさん食べてはダメなんですよ~。
おやつの時間から、新林小学校4年生の男の子と2年生の女の子の兄妹がやってきました。
おやつのあと片づけも、参加している子どもがやります。
「いつもお母さんのお手伝いしてるから慣れてるの」と言っていました。
おやつの後は、「すごろくづくり」。
1月のゲーム大会の時に、手づくりすごろくで遊んだら、面白かったけど、マスが多すぎて時間内に誰もゴールできなかったので、皆で作ろうということになってたそうです。
この日は、コースとマスの中のコメントを描いたところで終了。
次回は完成させて、皆で遊ぶ予定です。
「しぶ柿文庫では、本に親しむだけでなく、いろいろな年齢の子どもが一緒に遊ぶなかで自然に、社会性やトラブルを乗り越えられる力を身につけることができると思います」と片山さん。
本当に、楽しい時間を過ごしながらも、学校や家庭では学べないことが学べると思います。
ぜひ一度遊びに行ってみてください。
場所:片山さんの家(西新林町1丁目)
活動日:毎月第2・4土曜日 13:30~17:00
活動内容:本の貸し出し、本の読み聞かせ、おはなし、
季節の行事あそび、おやつ作り(ティータイム)など
連絡先:片山静江(電話・FAX 333-2319)
佐藤洋子(電話・FAX 333-3710)